マニュファクチャリングソリューションズ事業

環境負荷に配慮した「生産性・柔軟性が高い生産システム」を共創し、ものづくりを革新します。

マニュファクチャリングイノベーション

戦略

エプソンは、スカラロボット世界No.1*1のシェアを連続13年獲得しています。その源泉は、ロボットの高速・高精度な性能や、多様なニーズに対応できる高機能なプログラミングソフトに加え、幅広いラインアップにあります。お客さまニーズへの迅速な対応には、ラインアップを柔軟に広げられる仕組みが必要です。エプソンではこれを「次世代プラットフォーム」とし、集中的に開発投資を行ってきました。

今後は、デジタル活用によりお客さま接点を強化し、複数サービスの組み合わせによる価値提供の拡大を目指します。 今後加速する自動化需要の拡大に向けては、注力業界を定め、お客さまへのダイレクトアプローチの強化によりお客さまニーズの適時収集を行い、商品開発を強化していきます。さらには新規領域への拡大に向けた探索活動にも着手し、プロジェクト体制と戦略テーマ化により推し進めます。

*1 産業用スカラロボットの2011~2023年の金額および数量ベースの出荷実績において(株式会社富士経済『2012~2024年版ワールドワイドロボット関連市場の現状と将来展望』調べ)

製品ラインアップ

ソリューション

顧客視点で開発したロボットによるものづくりの自動化

エプソンのロボットは、ウオッチのムーブメント組立用に自社開発したことが始まりです。現在もロボットを自社で活用しており、顧客視点で製品開発をしています。また、高速・高精度といったロボットの性能だけでなく、グローバルで手厚いサービス・サポートの提供が可能な点なども、高く評価されています。

ものづくりを革新するソリューションの提供

ものづくりの現場における自動化の領域をさらに拡大していきます。ロボットによる組立・搬送のみならず、部品生産や検査にも携わります。例えば、検査では、人の目よりも繊細に色を見分ける分光カメラを提案するなど、多様なニーズに応えます。

一般社団法人日本惣菜協会と共に、31社からなる企業チームに参画し、『惣菜盛付ロボット』の実用化に成功

トピックス

加速する自動化需要の拡大

先進国での生産年齢人口の減少や新興国における高齢化の進展、さらに世界的な人件費の高騰により、ロボットを用いた自動化需要は拡大し続けています。またAIを含む周辺技術の高度化は、ロボティクス技術の活用範囲の拡大の後押しとなり、自動車産業・電気電子産業以外の製造業やサービス業においても自動化ニーズが高まっています。

* 出典 株式会社富士経済「2024年版ワールドワイドロボット関連市場の現状と将来展望 FAロボット編」(2024年見込み、2025年以降予測)

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